アイロン台を作ってみた。

編物用のアイロン台を作ってみました。
100円ショップのもの4点で、しかも簡単にできてしまいましたので、記録しておこうかなと。

その前に、編物用のアイロン台っていったいなにがふつうのと違うのか、という声がきこえてきましたので先に申しますと、上の写真のとおり、待ち針を刺して使うということでしょうか。そしてアイロンをかけ終わった後、このままの状態で冷めて乾くまで放置する、ということも通常の布地へのアイロンがけと違うところですね。
よって、一度使用すると半日〜一日はそのアイロン台は占領されてしまい、他のものをかけたくても使えないため、複数ほしいなと思っていたのでした。

しかし、編物用のアイロン台、購入しようとすると高額で、1台1万5〜6千円するようで、とても複数ほしいなーなんて気軽にほざけるものではないのです。
だったら作れないものか、とインターネットで検索したところ、先輩方のいろいろなお知恵を拝借することができました。ウェブ無しではもう私生きていけないと思うわ。
その叡智に富んだアイロン台作り方の中でも、サイズや機能が私の求めているものに近いこちらのブログを参考にさせていただきました。こうま様ありがとうございます。

では、作っていきます。
材料
ワイヤーネット 約44×29.5cm 1個
フエルト 70×60cm 2枚
アイロン台カバー 角形 1枚
キルト芯 60×50cm(家にあったもの)

道具
丈夫な糸と針、ハサミなど

フエルトとキルト芯を、ワイヤーネットの大きさに切り、重ねてずれないように縫います。カバーしてしまうので、ここはざっくり。
次に、その重ねたフエルトたちをワイヤーネットに縫いつけます。写真撮るの忘れましたが、ひと針ひと針、これまたずれないように縫います。
いよいよアイロン台カバーを被せます。
便利なものがあるものだなあ。

ただ、わかってたけど、でかすぎた。

表に返してもぶかぶか。なんとかしなきゃ。
こんなのばかり写真撮ってる。

表面カバーはピンと張りたいので、余分なところを切り落とし、

縫いつけていきます。ワイヤーがあるし、表に糸が出たらおかしいし、縫いにくいこと極まりなく、ここが一番大変でした。まつり縫いだかなんだか分からないことになってましたが、自分で使うものだし、まあ縫いつけられれば良しとします。
できあがり
なんとか縫ったぞ。

表もピンと張っています。折ジワは、これからアイロンかけるから気にしない。

ハンカチなどをかけてみたら、ほらほら、わりときれいになりました。

当初の目的の編物にも使ってみますと、待ち針をぷすぷすと刺しやすく、蒸気をあてても厚みがないので冷めやすく乾きやすく、非常に使いやすいです。しかも400円程でできてしまうのは、本当に助かる。あと一枚くらい作ろうと思っています。

ぬいこのぬい工房

編み小物を日々細々と作っています。ときどき販売も。 製作過程や販売のことをブログにつづります。